土用の丑の日 2016年はいつ?なぜうなぎを食べるのか、その意味と理由

土用の丑の日

土用の丑の日といえば、夏バテしないように栄養価の高いうなぎを
食べるのが風習になっていますがなぜなのでしょうか?
何気なく行っている日本の夏の行事ごとですが、
その意味と理由を知る人は少ないのではないでしょうか。

このページでは、

  • 2016年の土用の丑の日はいつ?
  • 土用の丑の日とは一体何なのか?
  • なぜうなぎを食べるのか?

という3つの疑問について説明していきます。

土用の丑の日 2016年はいつ?

 2016年の土用の丑の日は7月30日の土曜日です 

2016年7月カレンダー

毎年一度訪れる土用の丑の日ですが、毎年違う日に当たりますので、
困惑する方も多いですよね。
土用の丑の日はどのようにして決められているのでしょうか。

土用の丑の日はどのようにして決められるのか?

土用の丑の日は、『立秋の前の18日間の中の丑の日』に当てはまります。
立秋は秋の始まりの頃。二十四節気の一つであり、
太陰太陽暦の七月節のこと。

太陽の黄経が 135度に達した日であり、8月7日か8月8日に当てはまります。
ですから、土用の丑の日は8月7日か8日から18日間遡った7月21日か22日の
間にある丑の日に当たるわけです。

丑の日とは十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の
12週期から構成されている干支暦の丑に当てはまる日のことを言います。
18日間の12日周期ですから、年によっては1年に2回土用の丑の日が来る時もあります。

 2016年にこの条件に当てはまる日は7月30日ということから、
今年の土用の丑の日は7月30日なのです。 

土用の丑の日の起源と意味

土用の丑の日の期限や意味を知るためには陰陽五行説を知る必要があります。

陰陽五行説

陰陽五行説とは古代中国の思想のこと。
宇宙や世界、この世に存在するすべての事象はこの思想に基づき
理解されていました。

陰陽とは

陰陽とはこの世に存在する全てものもは陰と陽の性質に分けられるという思想です。
例えば、陽は天で陰は地、陽は動で陰は静、陽は表で陰は裏、陽は昼で陰は夜、
陽は男で陰は女、などに分けられていたのです。

五行とは

五行とは宇宙に存在する全てのものは「木、火、土、金、水」
五行(5つの要素)からなるという思想です。

古代中国ではこの陰陽と五行により、自然や人事などの万物の事象を解釈していたのです。
そして陰陽五行説の思想は日本にも強く影響を与え、
年中行事や文化等様々な分野に浸透し受け継がれてきているのです。

年に四回ある土用

陰陽五行説の中での季節ですが、春は木、夏は火、秋は金、冬は水に
当てはめられていました。
そして季節に割り振られなかった土は各季節が徐々に交代していく期間として、
季節の終わりの18日間に当てはめられたのです。
土用とは土旺用事の略です。土は五行の土、そして旺は「盛んなさま」の意味を持ちます。
そして用は「はたらく」という意味があり、事は「現象」や「行為」などを意味します。
つまり土用とは『五行の土がとても強くはたらく期間』という意味になります。
つまり、土用とは季節の境目に4回あり、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことなのです。
土用の丑の日は夏だけのものではなく、季節ごとに必ず訪れるもの、年に四回は訪れるのです。

なぜ夏の土用の丑の日だけうなぎを食べる風習があるのでしょうか?

土用の丑の日は夏の最も暑い時期、7月20日頃から8月の8日頃までに訪れます。
そして、この日には暑い夏を乗り切るために栄養価の高いうなぎを食べる習慣がありますよね。

平賀源内

土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、歴史的な人物である平賀源内から提案されたといいます。
平賀源内といえば、江戸時代中期の発明家。エレキテルに代表される数多くの発明をするなど、日本のダ・ヴィンチともいわれている奇才です。

現代では夏の風物詩として定着しているうなぎですが、
実は、冬場に一番脂が乗り旬で美味しいため、夏の売れ行きは悪かったのです。
そんなある日、とあるうなぎ屋が、夏場のうなぎの売上不振に
困っていることを平賀源内に相談しました。

そこで平賀源内は、当時「丑の日に“う”のつくものを食べると夏バテしない」
といいう伝承があり、これに便乗して、「土用の丑の日にうなぎを食べれば夏バテしない」
というキャッチフレーズを提案し、見事にそのうなぎ屋を大繁盛させたのです。
この出来事をきっかけとして『土用の丑の日にうなぎを食べる習慣』が定着されたのです。

実際のところ、うなぎはビタミンA、B群、D、E、そしてタンパク質やカルシウムも豊富に
含まれている栄養価の高い食品であります。
夏にうなぎを食べる習慣がこのような出来事がきっかけだったとしても、
夏バテに効果があることは間違いないですね。

うなぎを食べる女性

うなぎは夏だけが美味しいわけではなく、年中美味しく食べられますので、
一年中うなぎの恩恵は受けられるのは嬉しいですね。